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穴党記者の意見が一致。弥生賞は
中山向きの血を持つ2頭でウハウハだ (2ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 そこで、太田記者がまず注目するのは、ブレイキングドーン(牡3歳)だ。前走、今回と同じコースで行なわれたGIホープフルS(2018年12月28日)では5着だった。

「ホープフルSでは5着に敗れましたが、4コーナーを抜群の手応えで回ってきて、見せ場は十分にありました。スローペースで2コーナーまで行きたがってしまい、最後の直線で屈したのはその影響があったと思います。力負けではないはずで、まだ見限るのは早計です。

 デビュー戦から前走までで馬体重が24kgも増えていますが、同馬を管理する中竹和也調教師によれば、『(ここに来て)またひと回り大きくなっている』とのこと。レースを重ねるなかでの、その成長力には目を見張るものがあります。そして今週も、馬場の荒れた時間帯にCウッドでみっちり追われていました。

 昨秋のオープン特別・萩S(10月27日/京都・芝1800m)では、本馬場入場のときに放馬して競走除外になるなど、気性的にはまだ荒削りなところはありますが、父ヴィクトワールピサも、その父であるネオユニヴァースも中山を得意としていましたから、折り合って走れれば、巻き返しがあると思います」

弥生賞での巻き返しが期待されるブレイキングドーン弥生賞での巻き返しが期待されるブレイキングドーン

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