ジャパンCの行方を左右する、
サトノダイヤモンドの「復活」は本物か (4ページ目)
とはいえ、である。一方でこんな話もある。
「池江厩舎ではいろいろな身体的な要素を数値化して、(管理馬の)状態面を把握するようにしているのですが、サトノダイヤモンドが勝てなかった頃は、この数値がなかなか上がってこなかったそうです。でも、京都大賞典の前は(数値が)上昇ぶりを示していて、それが結果につながりました。
つまり、サトノダイヤモンドがよくなっていることは間違いないんです。あとは、それがピークに達するのが、ジャパンCなのか、そのあとなのか、ということだと思います」(専門紙記者)
また、ジャパンCでは「マジックマン」こと、ジョアン・モレイラ騎手が鞍上を務める。「日本人騎手なら掲示板がいっぱいのところを、モレイラ騎手は馬券圏内に持ってくる」と評される、名手がもたらすプラスアルファーは計り知れない。
はたしてサトノダイヤモンドは、その名のとおりの"輝き"をジャパンCで取り戻すことができるのか。最後に研きをかけるのは、ファンの熱い声援かもしれない。
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