2016.04.12

ルメール激白「ダービーを意識してサトノダイヤモンドを選んだ」

  • 新山藍朗●構成 text by Niiyama Airo
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

皐月賞「3強」の思惑(1)
サトノダイヤモンド編

牡馬クラシック第1弾の皐月賞が4月17日に開催される。近年まれに見る「ハイレベルな争い」と称される今年の3歳牡馬戦線。なかでも注目は、3戦3勝のマカヒキとサトノダイヤモンド、2歳王者リオンディーズの「3強」である。そこでまず今回は、サトノダイヤモンドの鞍上を務めるクリストフ・ルメール騎手に、同馬の強さをうかがうとともに、クラシックに向けての意気込みを聞いた――。

デビュー3戦3勝、それもすべて完勝だったサトノダイヤモンドが皐月賞に挑む――まもなく皐月賞(4月17日/中山・芝2000m)です。今回は牡馬クラシックについてお話を聞かせてください。今年の3歳牡馬は例年に比べて「レベルが高い」と言われていますが、ルメール騎手もそう思われますか。

「はい。3歳牡馬のレベルはとても高いですよ。弥生賞(3月6日/中山・芝2000m)を振り返ってみてください。天気がよくて、トラックコンディションがよくて、ペースも有利、不利のない、強い馬が勝つペースとなって、すごくいいレースになりました。リオンディーズ(牡3歳)とエアスピネル(牡3歳)が今年初めてのレースで、その点はマイナス材料となりましたけど、それでも2頭とも持てる力を発揮。あれだけ素晴らしいレースになったのは、彼らのレベルが高かったからに他なりません」

――その弥生賞は、ルメール騎手騎乗のマカヒキ(牡3歳)が勝ちました。その結果、ずっと手綱を取ってきたサトノダイヤモンド(牡3歳)と、ルメール騎手がクラシックではどちらに乗るのか注視していました。すると、意外にあっさりとサトノダイヤモンドに騎乗することが発表されました。サトノダイヤモンドを選んだ理由を教えてください。