2018.05.18

オークスは中波乱だ。5~6番人気の
馬券に「当たり」と書いてある

  • text by Sportiva
  • photo by Sports Nippon/Getty Images

 しかも、前述のとおり桜花賞組が人気する分、そのほとんどが穴馬である。2010年に8番人気で3着となったアグネスワルツ、2011年に8番人気で2着に入ったピュアブリーゼ、2012年に9番人気で3着に突っ込んできたアイスフォーリスらがいい例だ。

 ならば、今年もこのフローラSからの参戦馬は外せない。なかでも、狙い目となるのは、1着サトノワルキューレと2着パイオニアバイオである。ただし、サトノワルキューレは上位人気が濃厚。ここでは、パイオニアバイオを推したい。

オークスとの相性がいいフローラSで2着と好走したパイオニアバイオ(中央)

 先述のアグネスワルツとアイスフォーリスに加えて、2013年に5番人気で2着となったエバーブロッサムもフローラSの2着馬。フローラS組の中でも、過去10年のオークスで最も活躍している実績を持つ馬を狙わない手はない。

 パイオニアバイオは初勝利までに8戦を要したが、3月の未勝利戦を快勝すると、続くフローラSで13番人気ながら2着と奮闘。着実に成長し、重賞レベルでも戦える力があることを示した。

 だが、さすがにメンバーレベルが一気に上がる今回、人気が上昇することは考えられない。伏兵の1頭に挙げられるのがいいところだろうが、父は2000~2500mの中距離戦で結果を残してきたルーラーシップ、母はオークスで4着と健闘したアニメイトバイオ。血統的には距離適性は十分で、体重も増えて状態が上がっている今なら、GIの舞台で再度の激走があっても驚かない。