チャンピオンズC、中京ダートならサウンドトゥルー連覇が「真実」だ (3ページ目)

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki photo by Yamane Eiichi/AFLO

 コパノリッキー(牡7歳・村山明厩舎)は中京ダート4戦1勝。2015年の東海Sを勝っているが、このチャンピオンズCでは12着、7着、13着といずれも大敗に終わっている。ちょっと狙いにくい存在だ。

 ゴールドドリーム(牡4歳・平田修厩舎)は今年のGIフェブラリーS(2月19日/東京・ダート1600m)勝ち馬。全5勝中3勝が左回りだが、昨年のこのレースは2番人気に推されながら12着に大敗。オープンと重賞勝ちはいずれも1600mとなっており、やや距離に不安が残る。

 テイエムジンソク(牡5歳・木原一良厩舎)は前走のみやこSで重賞初勝利。5月から5戦4勝と一気にトップクラスに上り詰めてきた新星だ。全8勝中6勝を挙げている1800mだが、中京コースも左回りも初。コース適性が未知数なだけに強くは推しにくい存在。

 以上、注目馬の中京コース適性を中心に分析してみた。本命視されているサウンドトゥルーにとっては歓迎材料で、2連覇の可能性は高いと見る。キングズガード、グレンツェント、アスカノロマンはそれほど人気が上がらなそうなので馬券的妙味がありそうだ。

◆その名も「世界制覇」。恐るべき新馬が現れた>>

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