大波乱続出のNHKマイル。今年は
この4頭が「高配当」を運んでくる (4ページ目)
2014年は、3着キングズオブザサンも波乱を演出した1頭。こちらは、GIII京成杯(中山・芝2000m)で2着、GII弥生賞(中山・芝2000m)で5着など、クラシック路線となる中距離の重賞で好走していた。それが、GI皐月賞(中山・芝2000m)で15着に大敗を喫して人気急落。しかしながら、1600mの短距離に矛先を変えて激走したのだった。
今年、その雰囲気に似た馬が1頭いる。プラチナヴォイスだ。波乱を起こしても不思議ではないプラチナヴォイス こちらも、GIIIきさらぎ賞(2月5日/京都・芝1800m)で4着、GIIスプリングS(3月19日/中山・芝1800m)で3着と、中距離の重賞で好走してきた。しかし、皐月賞(4月16日)で10着に敗戦。今回は人気落ち必至だが、マイルに路線を変えて一発あってもおかしくない。
キングズオブザサンと同様、1800m以上の中距離しか走っていないものの、重賞で好走している力が距離短縮で好作用を生む可能性もある。キングズオブザサンのような番狂わせを起こしてくれることを期待したい。
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