2016.07.11

アメリカ人も唸る血筋。
トップ厩舎が期待するダノンオブザイヤー

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara

厳選!2歳馬情報局(2016年版)
第7回:ダノンオブザイヤー

 6月4日からスタートした今年の2歳戦線。すでに将来性豊か若駒たちが次々に登場しているが、これから秋に向けて、さらに素質のある馬たちのデビューが増えていくことだろう。

 今週末にも、陣営が熱を込める良血馬の初陣が待っている。7月16日の2歳新馬(中京・芝1600m)でデビュー予定の、ダノンオブザイヤー(牡2歳/父ディープインパクト)だ。

まもなくデビュー戦を迎えるダノンオブザイヤー 同馬は、アメリカで頂点をつかんだトップホースの血を引く1頭。母は、2007年のGIアラバマS(アメリカ・ダート2000m)を制したレディジョアン。彼女はその他にGIIとGIII戦でも勝利を挙げ、2度のGI2着という実績も持つ名牝だ。

 また、レディジョアンの弟シャックルフォードは、アメリカGIを3勝する活躍を見せた。まさに、アメリカ競馬を代表するファミリーと言えるだろう。その遺伝子に、日本のトップ種牡馬であるディープインパクトの血を加えたのが、ダノンオブザイヤーである。

 同馬を管理するのは、池江泰寿厩舎(栗東トレセン/滋賀県)。デビューを控えるこの2歳馬に対し、陣営はどんな評価をしているのだろうか。関西競馬専門誌のトラックマンがその様子を伝える。