【競馬】桜花賞まで17日。「2015年3歳牝馬ランキング」 (4ページ目)

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木南友輔氏
「初コンビとなったM・デムーロ騎手も高く評価。好位からの競馬ではなく、後方待機の戦法で結果を出した点からも、非凡なレースセンス、圧倒的な能力がうかがい知れました。懸念材料となるのは、中山で2戦、阪神の内回りと、長い直線を経験していないことぐらい」

 4位は、フラワーCを快勝したアルビアーノが初のランクイン。桜花賞には出走せず、NHKマイルC(5月10日/東京・芝1600m)に向かうようだが、その実力からして、3歳牝馬ランキングからは外せない。

木南友輔氏
「年明けに美浦トレセン(茨城県)で目にしたときから気にしてきた馬。2勝目の内容からフラワーCの勝ちっぷりは予想どおりでしたし、馬格があって絶対能力は相当なものだと思います」

土屋真光氏
「フラワーCは、単騎逃げの展開が恵まれた、という見方もありますが、むしろ先行力のある馬にペースを引っ張ってもらったほうが、この馬の真価が発揮できると思います」

 5位は、アンドリエッテ(父ディープインパクト)。前回から順位はひとつ下がったものの、ポイントは1点プラスされ、同馬の評価は上がっていると見ていいだろう。

吉田順一氏
「チューリップ賞では流れに乗れず、道中、ジョッキーが何度もバランスを崩して大きく位置取りを下げながらも、2着まで追い込んできた内容には頭が下がります。暖かくなって、野芝の発育がよくなると、馬場は軽くなり、高速化へと進みます。桜花賞の週は、まさにその傾向。軽い芝なら、一発の魅力が十分にあります」

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