【競馬】川田将雅が語る「ハープスターで今年は負けたくない」 (4ページ目)

  • 新山藍朗●構成 text by Niiyama Airo
  • JRA●写真

――桜花賞では、どんなレースをしたいと思っていますか。

「とにかく、ハープスターに『走りたい』と思ってもらうように乗る、それが最優先だと思っています。そうすれば、結果もついてくるはずです」

――ライバルについてはいかがですか。阪神JFで敗れたレッドリヴェールの存在は意識していますか。

「ライバルの存在を意識するよりも、(ハープスターで)今年はひとつも負けたくないと思っているので、桜花賞でもハープスターの競馬をして、結果を出すだけです」

――最後に、オークス(5月25日/東京・芝2400m)のことも少し聞かせてください。ハープスターは、2400mという距離もこなせますか。

「これまで、1400m、1600mの、それもワンターン(コーナー通過が3~4コーナーのみ)の競馬しかしたことがありませんからね。距離については、まったくの未知数です。とはいえ、3歳牝馬で2400mが得意という馬はそうそういませんから。ハープスターのリズムで走ることができれば、距離はこなしてくれると思うし、結果も出せると思っています」

  川田将雅(かわだ・ゆうが)
1985年10月15日生まれ。佐賀県出身。近年メキメキと力をつけてきた中堅騎手。今年は現在(4月9日時点)全国リーディング1位(40勝)。JRA通算753勝。重賞29勝(うちGI3勝=2008年皐月賞:キャプテントゥーレ、2010年菊花賞:ビッグウィーク、2012年オークス:ジェンティルドンナ)

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