【木村和久連載】コンペ処世術。来年こそは大いに楽しむために... (3ページ目)
コネを使って、某有名スポーツ選手と同じ組にしてもらい、そのスポーツ選手と懇意になって、飲み友だちになる。あるいは、スポンサーになったとかね。そういう話はたくさん聞いています。
そうした出会いの場を提供しているのが、業界コンペです。その結果、世間の常識の範囲内での付き合いならよいのですが、富と名声が合体すると、ロクなことが起きないのが世の常です。くれぐれも遊びすぎには注意しましょう。
(2)豪華賞品コンペの難点
どうせコンペに行くなら、賞品が豪華なコンペに行きたいですよね。キャディーバッグやドライバーなどが何本も並んでいるような、豪快なコンペに参加したいです。
でも待てよ。大企業やスポーツメーカーが主催のコンペではないのに、その賞品の出所はどこなんだ? 豪華コンペでは、そんな問題が生じてきます。
なぜなら、その出所がパーティー代であることが多いからです。通常、コンペのパーティー代は、実費で2000円~3000円。それに、賞品代が加算されて、5000円が上限とされています。
それが以前、私が参加したコンペではパーティー代として1万円も取られました。その代わり、「賞品を豪華にしました」と言われても、それをゲットする確率は限りなく低いです。だったら、参加賞だけでいいから、安い会費にしてほしいと思っちゃいますよね。
そこで、いかにしてコンペを安く、楽しく盛り上げるかが大事になります。つまり、こういうことです。
(3)コンペにおける役割分担が重要
コンペはゴルフ好きな仲間が集まる"パーティー"ですが、それぞれの得意分野を生かして、最小の努力で、最大の効果をもたらさないといけません。どんなことが大事かというと、以下のとおりです。
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