【木村和久連載】もっと身軽になって、遠隔地ゴルフを大いに楽しもう

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第238回

 ゴルフもね、家から車で行けるところで毎回ラウンドするなら、慣れているので楽です。でも、たまに海外や、国内でも沖縄など南の島でのラウンドとなると、スーツケースを用意したり、キャディーバッグの運び方を検討したりと、準備が面倒になります。

 今回は、そんな海外&遠隔地でのゴルフを、いかにコンフォータブルに行なうか、考察してみたいといます。

(1)海外にキャディーバッグを持参する場合
 最寄りの空港に車ごと乗り入れて、駐車場に止めっぱなしか、あるいは駐車場業者に車を預けるかするなら、スーツケースと一緒にキャディーバッグを運ぶのも楽です。昔は、私もそうやっていました。

 けど、現地に着いてからは、なかなか要領を得ませんよね。

 現地の空港に着いたら、出迎えがいて、有能なスタッフがすべてやってくれるなら、すごく助かりますし、何ら問題はありません。面倒なのは、空港内だけで済みますからね。

 ただ、そんな芸能人のマネジャーみたいな人がそばにいるならいいですが、一般の人はそうはいきません。スーツケースとキャディーバッグを抱えていたら、現地の移動はしんどい時のほうが多いです。

 アジアのリゾートなどに行くと、いきなりキャディーバッグを持って運んでくれる人が現れたりします。それは、親切なポーターなのか? はたまた泥棒なのか? 判断に苦しみます。

 そういう時、自分ひとりですべてを処理できたら、どれだけ楽なことか。そこで、結構使えるのが、ミニキャディーバッグです。

 私も持っていて、5000円ぐらいで購入しました。クラブが12本入る、筒が小さいやつです。でも、クラブ12本は入れず、たいがいクラブは10本にして、代わりにゴルフシューズを入れます。そうすると、余分な荷物も減って、移動がすごく楽になります。

 これで、スーツケースは持たず、機内持ち込みギリギリのリュックに荷物を詰め込んで、それを背負って移動します。このパターンで2回、マレーシアのクアラルンプールにゴルフをしに行きましたが、めちゃくちゃ楽でしたよ。

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