【木村和久連載】ゴルフ人口が減るなか、レッスンプロが生き残る道は? (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 そんな難関をクリアしても、多くの方は練習場の片隅でおばちゃんゴルファー相手にレッスンするのが関の山。基本的には、常日頃から練習場に通ってくれる顧客がいないと成立しない"商売"と言えます。

 我々マスコミ関係者とよく一緒にラウンドしたり、雑誌などのメディアに登場したりしているレッスンプロは、日本でもかなり売れている方々ですが、それでも「かなり儲かってますな」という人はほとんどいません。

 今や、ゴルフ人口は減少の一途です。"レッスンプロ余り"の時代に突入しているのです。

レッスンプロというのも大変な職業ですよね...レッスンプロというのも大変な職業ですよね... で、ここからが本題。余っているレッスンプロの方々は、どんなことを意識して、どうやって自らの仕事を繁盛させていけばいいのか。

(1)「先生」業から「接客」業へ
 ゴルフって、うまい人が「偉い」という忌まわしき風習があり、先生は頭ごなしに理論を押しつけるイメージがあります。これを、まず払拭しないと。

 私も仕事柄、過去にたくさんのツアープロやレッスンプロに教わってきましたが、やはりこちら側、つまりお客さんを尊重してレッスンをしてくださる方が、人気があります。

 今の時代、自分を偉い先生と思っているようでは、来客数は減る一方ではないでしょうか。あくまでも接客業として、お客さまを褒めて伸ばす技術指導へ、意識改革をしないといけません。

 そういう意味では、ティーチングプロ資格試験には『接客』という項目を加えて、お客さんに対する接し方を学ぶべきです。

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