藤田光里、悲しみを胸に秘め「これからも、父と一緒に戦っていく」 (5ページ目)
迎えた今季、藤田はここまで2戦を消化。開幕戦のダイキンオーキッドレディスは43位タイで終え、2戦目のヨコハマタイヤ・PRGRレディスカップは予選落ちと、スタートダッシュには失敗している。それでも、気落ちすることはない。
「今年は、成績よりも"笑う門には福来る"です。そういう気持ちでやろうと思っていて、そうすれば、成績もついてくるような気がしています。何もかも、不安に思うことはもうやめます。また(余計に)考えることが増えるだけですからね」
新たな一歩を踏み出した藤田は、第一に"笑顔"でいることを決心した。前を向いて、笑顔でプレーする姿を見せることが、天国にいる父親へのメッセージ――。
悲しみを胸に秘めて戦いに挑む藤田が、今季はどんなプレーを見せてくれるのか、静かに見守っていきたい。
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