【内藤雄士ゴルフレッスン】パターはゆるく握って、リズムよく動かす

  • 出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato  中山雅文●撮影 photo by Nakayama Masafumi

白石あさえの目指せコースデビュー! 連載●第40回 
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

    

正確性を高めるためには、左手の親指と右手のひらが大事

内藤雄士コーチ:以下内藤 前回のレッスンでは初めてのパッティングにトライしてもらいました。率直にどうでしたか?

白石あさえ:以下白石 うまく転がってくれる時と全然ダメな時の差が激しいですね。内藤コーチから言われたように、「確実に2パットで」と、その意識を持ってできた時はきれいに転がっているんですが、それを忘れてしまうと強く打っちゃうことが多いです。

内藤 なるほど。カップに入れようとすると、どうしてもインパクトで「パンチ」が入ってしまいます。要するに手先で調整して強くヒットしてしまうということです。方向性が悪くなるのも、手先を動かしすぎている可能性があります。そこで今回はパッティングの精度をより高めるためのレッスンを行ないます。

白石 よろしくお願いします。

内藤 パターのグリップに注目してください。ドライバーやアイアンのグリップとは違って、一部分が平面になっています。ここに親指を乗せて、その面の向きが変わらないようにストロークします。前回のレッスンでティペグを右手の親指と人差し指に挟んで練習したのと同じ効果があります。

白石 なぜ平面になっているんですか?

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