選手会長・宮里優作が語るHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPの魅力 (3ページ目)

  • 出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato

 開催コースの総武カントークラブ 総武コースは、2013年の日本プロゴルフ選手権や男子ツアーのサントリーオープンなど、数々の大きなトーナメントの舞台となってきた名コースである。

「コースは自分の好きなタイプです。ショットメーカーなので、きっちりピンポイントに打っていかなければならないコースは相性がいいと思います。また、フェアなコースでラッキーがないので、本当に実力のある選手が上にくるコースです」

 この大会ならではの見どころ、どのような点に注目して見るとおもしろいか、も聞いた。

「このコースは男子でなければ、よさを引き出せないコースだと思うんです。グリーンに対する攻め方や、ティーショットの狙い方など、アマチュアのみなさんが自身の参考にするのとはかけ離れてしまうかもしれませんが、プロはこういうところを狙っていくんだというのを見てもらいたいですね。あとは、本当に雰囲気のいい大会なので、家族なんかで来てもらえると、丸1日楽しめると思います」

 今年は選手会長としての重責を背負いながらのプレーで、思うようなゴルフができていない宮里だが、終盤に来て、調子は上がってきているという。男子ツアーはいよいよ大詰めを迎える。賞金王争い、賞金シード権争いなど、さまざまなプレッシャーとの戦いもあり、好勝負になることは必至。宮里をはじめとする、男子プロの熱戦を勝ち抜き、秋めいてきた総武カントリークラブ 総武コースで栄冠に輝くのは、果たして誰になるのだろうか。

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