正しくクラブを握ることが、きれいなスイングを作る第一歩! (2ページ目)

  • 出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato   中山雅文●撮影 photo by Nakayama Masafumi

 3つの中のインターロッキンググリップとオーバーラッピンググリップが、プロゴルファーの世界でも主流となっています。実際に私もそうなのですが、以前はオーバーラッピンググリップで握るプロが最も多くいました。どちらが良い悪いではなく、ゴルフをはじめるときに覚えたグリップで、そのまま続けるケースがほとんどなのです。それがタイガー・ウッズ選手や石川遼選手がインターロッキングで握っていたこともあり、今はプロの世界でもインターロッキングのほうが多いかもしれませんね。

 インターロッキンググリップのほうが、左右の手の一体感が強くなるので、これからゴルフを始めるという方にはインターロッキングをおすすめしています。ベースボールグリップは力の無い人が握るマイナーな握り方です。それでは具体的に正しいグリップの仕方を説明していきましょう。


●手のひらではなく、指で握る
      ビギナーにありがちなのが手のひら側でクラブを握ること。クラブは指で握るのが正しいグリップ。


●左手親指のポジションに注意
   自分から見てグリップの中心(メーカー名の文字が目安)よりも右側に左手親指がくるように握る。右手は左手に合わせるだけでいい。

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