【木村和久連載】アマならOK。オジさんを救う高反発ゴルフギア (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 実はこのボール、私も某ゴルフ雑誌でテストしたことがあって、確実に飛ぶことが実証できました。

 飛距離の出ない私ですが、スイングは安定していて、ルール適合ボールだと200ヤードそこそこだったのが、『飛匠』だけは210ヤード台を安定してキープ。これは、各社のボールを数十球打っての結果ですから、そんなに間違っていないと思います。

 ちなみに、『飛匠』のホームページを見たら、なんと最後に、その私の書いた某雑誌のレポート記事が貼ってありました。あちゃ~。まあ別に、メーカーからはボールの1球ももらわず、シビアに計測したからいいんですけどね。

 そんなわけで、『スーパー・エッグ』ドライバーと『飛匠』のボールを使ってラウンドしたら、きっと20ヤードは飛距離が伸びるんじゃないですか。そんなことを考えると、「夜も眠れません」というお父さん、結構いると思いますね。

 アマチュアは、やはり50歳を過ぎると、飛距離が落ちます。器具に頼って飛ばすのは、そんなに悪いことではないと思います。ゴルフ倶楽部の競技などでも今後、シニア競技に限り、高反発ギア&ボールを使ってもいいとか、あるいは、高反発ギアに対応した競技が始まるかもしれませんね。

 高反発系の品々は、オジさんたちにとっては、まさにゴルフ界の“ED薬”といったところかもしれません。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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