佐藤龍之介のスペイン現地評価 苦境のバレンシアでサポーターは「持ち味をもっと発揮してほしい」 (3ページ目)
【持ち味をもっと発揮してほしい】
チーム状態は厳しいものの、佐藤がバレンシアでのキャリアを順調にスタートさせたことは事実であり、プレシーズン中にはチームメイトが思い描いていたイメージ通りのプレーを見せてくれた。それはドリブル、スピード、シュート力、連係に優れた、巧みで度胸と突破力のある選手の姿だ。
ラ・リーガ開幕からの4試合でも好プレーをいくつも披露してきたが、サポーターはプレシーズン以上のパフォーマンス、すなわち、先に述べたような持ち味をもっと発揮してほしいと期待しているのも事実である。
佐藤がチーム屈指のクオリティーを備えた選手のひとりであることは明らかなので、より重要な選手になるため、勇猛果敢にプレーし、チーム内での存在感を高めていく必要がある。
まだ19歳と非常に若く、新しい国や街に順応している最中のため、辛抱強く見守らなければならないのも確かだが、サポーターにとってはすでに大きな期待の星のひとりなのだ。そのため、今以上に自信をつけ、さらなる進化を遂げ、主力選手へと成長していかなければならない。
髙橋智行●翻訳(translation by Tomoyuki Takahashi)
著者プロフィール
高橋智行 (たかはし・ともゆき)
茨城県出身。大学卒業後、映像関連の仕事を経て2006年にスペインへ渡り、サッカーに関する記事執筆や翻訳、スポーツ紙通信員など、リーガ・エスパニョーラを中心としたメディアの仕事に携わっている。
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