久保建英をレアル次期監督シャビ・アロンソはどう評価していた? 「チームを勝たせる貢献ができるか」 (3ページ目)
アロンソ監督は3-4-2-1のシステムを用いる印象が強くなった。各国の指導者が真似るほど、その完成度が高い。ただ、ラ・レアルB時代は4-3-3を主流にし、レバークーゼンでも相手や状況次第で4バックも用いていた。手持ちの選手を最大限に活かすため、柔軟にフォーメーションを組める指揮官だ。
その点、久保のように、サイドアタッカー、トップ下、シャドー、インサイドハーフもできるクレバーでテクニカルな選手にとっては、理想的な環境と言える......。
2019年当時、アロンソ監督は久保にこんな言葉を贈っていた。
「マドリードでプレーすることは簡単ではない。周りの要求はすごく高いし、他のクラブと違って、満足してもらえることなんてないからね。重い責任を背負い続けながらプレーできるか。そのメンタリティが必要だろう」
アロンソ、久保と、選手時代にラ・レアルで頭角を現わしたふたりが組むことがあれば――何か起こりそうな気配のある共演だ。
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著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
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