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レアル・マドリードが陥ったアンバランス 「ファンタスティック4」の構造的問題

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki

 レアル・マドリードはチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でアーセナルに通算スコア1-5で敗れ、大会2連覇を逃した。CLの32年の歴史のなかで、レアル・マドリードは3連覇という偉業を達成しているが、それ以外、どこも連覇することができていない。今回は、CLで連覇を果たすことの難しさを、あらためて痛感させられた敗退劇だった。

 レアル・マドリードはディフェンディングチャンピオンを意識したのか、アーセナルに対して受けて立ってしまった印象がある。アーセナルに対してだけではない。受けて立つ"癖"がついていたように見える。

 対戦相手にはレアル・マドリードが横綱のように映ったはずだ。昨季の欧州チャンピオンが、キリアン・エムバペを獲得したのである。欧州で1、2を争う、バロンドールに最も近いといわれる選手だ。反則と言いたくなる大型補強を敢行した。打倒レアル・マドリード。今季の欧州にはそうしたムードが流れていた。

アーセナル戦では不発に終わったキリアン・エムバペ(レアル・マドリード) photo by Reuters/AFLOアーセナル戦では不発に終わったキリアン・エムバペ(レアル・マドリード) photo by Reuters/AFLOこの記事に関連する写真を見る

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著者プロフィール

  • 杉山茂樹

    杉山茂樹 (すぎやましげき)

    スポーツライター。静岡県出身。得意分野はサッカーでW杯取材は2022年カタール大会で11回連続。五輪も夏冬併せ9度取材。著書に『ドーハ以後』(文藝春秋)、『4-2-3-1』『バルサ対マンU』(光文社)、『3-4-3』(集英社)、『日本サッカー偏差値52』(じっぴコンパクト新書)、『「負け」に向き合う勇気』(星海社新書)、『監督図鑑』(廣済堂出版)、『36.4%のゴールはサイドから生まれる』(実業之日本社)など多数。

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