「勝ち神」久保建英が先制弾でソシエダを蘇らせる! 現地紙は「彼に感謝だ」と手放しで称賛 (3ページ目)
実際の話、スビメンディのようなプレーメーカーがいるチームがどれだけあるだろうか。GKアレックス・レミーロの足元も優れたゴールキーピングは極めて貴重である。オヤルサバル、ブライス・メンデス、ルカ・スチッチ、セルヒオ・ゴメスという優れたレフティを集め、そのコンビネーションを生かそうとしているチームがどれだけあるか?
得点力に不安はあるが、そこは久保が勝利につながるゴールを決めるしかない。バレンシア戦で証明したように、それだけの連係は作れる。新加入のオスカールソンはウマル・サディクより可能性を感じさせる。
「ラ・レアルは久保とオスカールソンで甦る」
『アス』紙の見出しである。
10月3日、ラ・レアルはEL第2節、本拠地レアレ・アレーナにベルギーのアンデルレヒトを迎え撃つ。年内は過密日程が続く。後ろを振り向いてはいられない。
遠藤航、冨安健洋、南野拓実など日本人選手の活躍にも期待!
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著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
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