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三笘薫のブライトンは最激戦組に アヤックスとの「ウイング合戦」はEL最大の見もの  (4ページ目)

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki
  • photo by AFLO

 また、そのCLで同じ組に振り分けられて対峙した日本代表の同僚、鎌田大地はフランクフルトからラツィオに移籍。今季もチャンピオンズリーガーとしてプレーする。守田にとって、今季は欧州の階段をもう一歩昇ることができるかどうかの正念場である。このグループDで前評判の高いアタランタに負けるわけにはいかない。

 運を感じるのは常本佳吾だ。つい2カ月ほど前まで鹿島アントラーズでプレーしていた常本。グループGのセルヴェットは昨季のスイスリーグ2位チーム。CLの予備予選で3回戦に進んだことでELの出場権を得たわけだが、そこに常本は関与していない。さらに言えば、好選手ではあるが、日本代表歴はない。またとないチャンス到来である。

著者プロフィール

  • 杉山茂樹

    杉山茂樹 (すぎやましげき)

    スポーツライター。静岡県出身。得意分野はサッカーでW杯取材は2022年カタール大会で11回連続。五輪も夏冬併せ9度取材。著書に『ドーハ以後』(文藝春秋)、『4-2-3-1』『バルサ対マンU』(光文社)、『3-4-3』(集英社)、『日本サッカー偏差値52』(じっぴコンパクト新書)、『「負け」に向き合う勇気』(星海社新書)、『監督図鑑』(廣済堂出版)、『36.4%のゴールはサイドから生まれる』(実業之日本社)など多数。

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