昨季ブータンの得点王&MVPに聞く「なぜそこに日本人サッカー選手が?」 日本代表招集は幻に (4ページ目)

  • 栗原正夫●文 text by Kurihara Masao
  • photo by Honma Kazuo

 この歳になると、オフのたびに自分のなかで『まだサッカーを続けたいか』と自問自答する日々です。もちろん需要がなければ続けることはできないですし、本当ならブータンを最後に引退したほうが、キャリアの終わりとしてはよかったのかもしれませんけどね」

 サッカー選手として自らが活躍できる場所を求め続けてきた、本間の旅はもう少しだけ続きそうだ。

プロフィール
本間和生(ほんま・かずお)
1980年3月生まれ。大宮東高を卒業後、越谷FC、リエゾン草津、FKマチュヴァ・シャバツ(セルビア)を経て、ハンガリーでは9シーズンで8チーム(2部を含む)を渡り歩く。14年からはラオスのラオ・トヨタでプレーし、7年で5度の得点王と5度のリーグ優勝を経験。21年はタイ3部のサムットプラーカーンFCでプレーし、22年夏にブータンのパロFCへ移籍すると、18試合で34ゴールを挙げパロFCの優勝に貢献。23年にタイ3部のサムットプラーカーンFCへ復帰した。FWまたはMF。175センチ、74キロ

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