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ラ・リーガで見るべきはソシエダのダビド・シルバ。相手を手玉に取る巧妙なプレーのカラクリ

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question 
次の場面でダビド・シルバはどのようなプレーをしたか?

 ラ・リーガ第15節、レアル・ソシエダ対オサスナが行なわれ、ホームのソシエダが2-0で勝利。リーグ再開の初戦を白星で飾り、勝ち点29で3位をキープした。

 試合の立ち上がりから、ソシエダは自分たちのビルドアップに対して、オサスナにタイトな守備で圧力をかけられ、思うようにチャンスが作れなかった。しかし、前半22分、スローインの流れからブライス・メンデスが先制点を奪う。

 前半の終盤からオサスナの守備の出足がやや鈍り、相手を捕まえられなくなってくると、ソシエダは後半19分にアレクサンダー・セルロートが、スルーパスで抜け出して追加点。ソシエダが2点のリードを守って2-0と完勝した。

 今回は、ソシエダの2点目のシーンを取り上げる。

 後半19分、中盤の競り合いからセカンドボールを拾ったディエゴ・リコが、タッチライン際でボールをキープする。相手2人に挟まれるというタイミングで、ダビド・シルバが動き出した。

ボールを受けに動いたダビド・シルバは、このあとどのようなプレーをしたかボールを受けに動いたダビド・シルバは、このあとどのようなプレーをしたかこの記事に関連する写真を見る この時、シルバはどのようなプレーをし、ソシエダはどう崩していったのか、というのがQuestionである。

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