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南野拓実のゴールシーン。パスコースを切りながらプレッシャーをかけた動きが見事だった

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question
GKからのリスタートの時、南野拓実はどう動いたか?

 プレミアリーグ第22節。リバプールがホームにブレントフォードを迎え、3-0で快勝を収めた。

 リバプールはアフリカネイションズカップ出場組のモハメド・サラーとサディオ・マネというふたりのエースを欠いたなかでの戦いが続いている。

 だが、この試合では前半44分にはCKからファビーニョが先制すると、後半にはアレックス・オクスレイド=チェンバレン、この日27歳の誕生日を迎えた南野拓実が加点。チームの総合力を見せつける結果となった。

 今回は、ダメ押しとなった南野の得点シーンをピックアップする。

GKから目の前のCBにボールが出された時、南野はどう動いただろうかGKから目の前のCBにボールが出された時、南野はどう動いただろうかこの記事に関連する写真を見る 後半32分、ブレントフォードのゴールキックからのリスタートで、センターバック(CB)のイーサン・ピノックとポントゥス・ヤンソンが、ペナルティーエリア内でGKのアルバロ・フェルナンデスの両脇に立った。

 リバプールは両CBの前にディオゴ・ジョタと南野が立つ形となり、フェルナンデスがピノックへとパスを出してビルドアップがスタートした。

 次の瞬間、南野はどのように動いただろうか、というのがQuestionだ。

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