マンチェスター・シティの7発圧勝が話題に。デ・ブライネのゴールに見る完璧な崩しのカラクリ

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question
ルベン・ディアスが縦パスを入れたあと、マンチェスター・シティはどう崩したか?

 ミッドウィークに行なわれたプレミアリーグ第17節で、マンチェスター・シティが7-0という大量得点でリーズを下し、リーグ7連勝を記録した。

 昨季、1分1敗と負け越したリーズに対し、圧巻のゴールショーだった。前半8分にフィル・フォーデンのゴールで早々に先制すると、ジャック・グリーリッシュ、ケビン・デ・ブライネが加点し、3-0で折り返す。すると後半にも4点を追加し、大量点で昨季の借りを返した。

 今回は、デ・ブライネが決めた3点目のシーンをピックアップする。

 前半32分、センターバックのルベン・ディアスがハーフウェーライン付近でボールを受けると、前線のフォーデンがリーズのMFとDFの間のエリアに下りてパスを呼び込んだ。

フォーデンに縦パスが入ったあと、シティはどんな崩しを見せたかフォーデンに縦パスが入ったあと、シティはどんな崩しを見せたかこの記事に関連する写真を見る これに対して、リーズのルーク・エイリングがマンツーマンでついていった。

 そしてディアスからフォーデンへパスが入った次の瞬間、シティはどのように崩したか、というのが今回のQuestionである。

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