影山優佳のサッカー愛。夢は通訳なしでビエルサ監督にインタビュー! (2ページ目)

  • 井川洋一●取材・文 text by Igawa Yoichi
  • 能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

「外国語で選手にインタビューしたい」と話す影山さん「外国語で選手にインタビューしたい」と話す影山さんーー以前、(マルセロ・)ビエルサ監督が好きだと言っていましたよね?

影山
 そうですね。ビエルサ監督の戦術が面白いという話を、インターネットの記事で読んだり、サッカー好きなクラスメイトに聞いたりしたので、自分でも調べてみたら、『なんだ、この人は』と(笑)。現在はリーズ・ユナイテッドを率いていますが、私はビエルサ監督をきっかけに、このチームを知るようになりました。監督の緻密かつ大胆な戦術に、必死で食らいついている選手一人ひとりの姿に惹かれて、今ではリーズ・ユナイテッドにすごく魅力を感じています。

ーービエルサ監督のもとでリーズがプレミアリーグに戻ってきたことは、とても興味深いし、すごくうれしいですね。彼は「狂人」と呼ばれるほど、常にサッカーのことを考えているらしく。

影山 本当に。サッカーのことを24時間ずっと考えている人って、たぶんビエルサ監督くらいじゃないかと思います。

ーーほかにヨーロッパで好きなチームはありますか?

影山
 プレミアリーグ以外のリーグも勉強したいと思い、最近はラ・リーガを観ています。なかでも、久保建英選手(ヘタフェ)が期限付きで最近まで所属されていたビジャレアルをよく観ていて、面白いなと。注目しているのは、センターバック(CB)のパウ・トーレス選手です。足が速くて、空中戦も強く、スペイン代表にも定着するようになっていて、セルヒオ・ラモス選手と最終ラインの中央でコンビを組んでいます。もう、本当にすごい選手です。

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