いま久保建英が優先すべきことは?PSGに移籍したらライバルは3人 (4ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO


 とはいえ、懸念もある。それは、リーグ・アンはヨーロッパでも屈指のフィジカルバトルが特徴のリーグであるという点だ。

 しかも、チーム戦術よりも個人の能力を最大限に生かすことを優先するサッカーが主流なので、たとえば久保が得意とするドリブルを止めるために、相手はイエローカードも辞さないハードなタックルで潰しにかかってくる。

 PSG加入後のネイマールがリーグ・アン独特の「デュエル」に悩まされ、バルセロナ時代よりもケガが増えてしまった理由はそこにある。久保にとっても、おそらくそれが最初のハードルになるだろう。

 もっとも、ル・マン時代の松井大輔の成功例を見た場合、突出したテクニックとセンスを兼ね備える久保がそのハードルを乗り越えられないとは思えない。それなりのフィジカルを身につければ、日本人にありがちなアフリカ諸国の選手に対するコンプレックスを取り除くことにもつながるはずだ。

 それは、今後のキャリアを考えてもメリットになる。

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