2020.05.06

東京五輪出場国のバランサー、
守備的MFたち。フランスの17歳に熱視線

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • photo by PRESSE SPORTS/AFLO

東京五輪世代
ポジション別スター候補(6)
守備的ミッドフィルダー

「チームのバランスが崩れないように、常に気を配るのが自分の仕事だ」

 世界最高の守備的MFとして、その名を轟かせたシャビ・アロンソの言葉である。守備的MFには、他にもボランチ、アンカー、センターハーフ……とさまざまな呼び名がある。ひとつ言えるのは、11人の中心でかじを取るポジション、ということだ。

 現役では、スペイン代表セルヒオ・ブスケッツ(バルセロナ)が、実績も含め、頭ひとつ抜けた存在だろう。スペイン代表ロドリ(ロドリゴ・エルナンデス/マンチェスター・シティ)、ブラジル代表ファビーニョ(リバプール)、カゼミーロ(レアル・マドリード)などが続く。それぞれプレーヤーとしての色合いは異なる。とはいえ、バランスを取るという役割は同じだ。

 東京五輪世代で刮目すべきセンターハーフとは――。

レアル・マドリード移籍が噂されるエドゥアルド・カマビンガ(レンヌ) U-21欧州選手権で準優勝し、東京五輪本大会の出場切符をつかんだドイツでは、フロリアン・ノイハウス(23歳、ボルシアMG)がコンダクターとしてのセンスを横溢させる。