南野拓実も「すごく残念」。連勝記録ストップのリバプール、2つの敗因 (3ページ目)

  • 田嶋コウスケ●文 text by Tajima Kosuke
  • photo by Getty Images

 英紙デーリー・エクスプレスは、ロブレンにチーム最低点の2点(10点満点)の低評価をつけた。ロブレンが加わった最終ラインも連係がどこか不安定で、フィルジル・ファン・ダイクとトレント・アレクサンダー=アーノルドも本来の出来ではなかった。

 また、アトレティコ・マドリード戦で負傷した主将ジョーダン・ヘンダーソンの欠場も大きく響いた。精神面でチームを引っ張るイングランド代表MFの離脱の影響は大きく、プレー面でもアンカーとして出場したMFファビーニョが効果的なパスを供給できなかった。

 もうひとつの理由は、ワトフォードのパフォーマンス。英BBC放送が「最初から最後までワトフォードのほうが、単純にプレーがよかった」と伝えたように、リバプールは内容で圧倒された。「ワトフォードは高い位置からプレスをかけ、素早く寄せていき、リバプールの攻撃を潰した」と高く評価した。

 そのワトフォードを率いるナイジェル・ピアソン監督は、「リバプールのパフォーマンスはいつものレベルではなかった」と試合を振り返った。

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