南野拓実も「すごく残念」。連勝記録ストップのリバプール、2つの敗因 (2ページ目)

  • 田嶋コウスケ●文 text by Tajima Kosuke
  • photo by Getty Images

 リバプールはウィンターブレイク明けから調子がなかなか上がらない。休暇明けのノリッジ戦(2月15日)では、リーグ最下位を相手に1-0の辛勝。その3日後に行なわれたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦・第1レグのアトレティコ・マドリード戦を0-1で落とし、2月24日のウェストハム・ユナイテッド戦は3-2で勝利したとはいえ逆転しての辛勝だった。

 苦しみながらもプレミアリーグ2試合では底力を見せて勝利したが、ワトフォード戦では最後まで歯車が噛み合わなかった。

 英メディアは、敗戦の理由をふたつ挙げている。

 ひとつ目は、CBジョー・ゴメスの負傷で代わりに出場したデヤン・ロブレンが大いに足を引っ張った点。リーグ戦の出場は12月7日のボーンマス戦を最後に12試合ぶりで、前半から不安定な守備が目立った。

 ワトフォードに先制された時は、ロブレンが身体を相手に抑えられてボールを背後に流し、そのままイスマイラ・サールにゴールを奪われた。試合を通してロングボールをクリアしそこねたり、ポジショニングも悪かったりと、敗戦の一因となった。

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