2019.04.12

ジダンもベイル放出を追認。
大改造中、来季のレアルはこうなる

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki photo by Getty Images

 本拠地でのエイバル戦後、「ガレス・ベイルは観客からブーイングを受けていましたが、来季も残ってほしいと思いますか?」という記者の問いかけに、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は明言を避けた。

「今にわかるよ。彼は2年契約が残っている」

 このやりとりによって、マドリード番記者の間では「ベイル退団へ」という論調が高まった。同じく移籍の噂のあったフランス代表DFラファエル・ヴァランについて、ジダンは「残ってほしい」と断言していたからだ。

エイバル戦でガレス・ベイルに交代を伝えたジネディーヌ・ジダン監督(レアル・マドリード) この日、ベイルの出来は酷かった。21回もボールを失い、68%のパスをミス。今なら5000万ユーロ(約63億円)以上の移籍金を見込めるし、年俸1400万ユーロ(約18億円)を浮かすことができる。スペイン語を話せず、意思疎通に問題を抱え、ファンにも見放されたベイルを、チームにとどめるのは難しい。

 では、来季のレアル・マドリードはどのような布陣になるのか?

 今シーズン、欧州王者レアル・マドリードはクラブW杯で優勝したものの、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、スペイン国王杯を次々に逃していった。欧州4連覇の夢は露と消えた。

「疲弊」

 ジダンはそれを理由に昨シーズン終了直後にチームを去ったが、それは自身の消耗だけでなく、チームの”金属疲労”も意味していたのだろう。

 GKケイロル・ナバス、DFセルヒオ・ラモス、ナチョ・フェルナンデス、ヴァラン、ダニエル・カルバハル、MFルカ・モドリッチ、ヴィニシウス・ジュニオール、マルコ・アセンシオ、ルーカス・バスケス、FWカリム・ベンゼマ。