バルサ相手にホームで「0-1」。マンチェスター・Uは善戦or完敗? (3ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

 しかし、第1戦を終えたマンチェスター・Uのイレブンの表情からは、敗戦に落胆する様子は見えなかった。バルセロナを相手に、ある程度やれたという感触がまずあったのだろう。

 さらに、決勝トーナメント1回戦の第2戦でパリ・サンジェルマン相手に後半ロスタイムで逆転し、奇跡的に勝ち上がった自信も作用していたに違いない。スールシャール監督も「マンチェスター・Uの名にふさわしかった」と自軍の奮闘を褒めていた。

 ノルウェー人指揮官は、来週16日に行なわれる第2戦に向けて、次のように語った。

「いいところも、悪いところも出た試合だった。気をつけなければいけないことはいくつかあるが、ひとつだけ頭の中に入れておくのは、ゴールを奪わなければいけないこと。多くのゴールチャンスは掴めないだろうから、ひとつの決定機をモノにしなければならない。アウェーでのパリ・サンジェルマン戦が、我々に自信を与えてくれている。逆転できると信じている」

 果たして、マンチェスター・Uはバルセロナの地でどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。

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