2019.02.02

岡崎慎司、移籍断念の胸中を明かす。
「レスターで勝負する」

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

 1月31日にイングランドの移籍市場が閉幕し、岡崎慎司はレスター・シティに残留することになった。

 岡崎が記者団の前で移籍希望を明らかにしたのは、1月12日のこと。「ハダースフィールドが岡崎にオファーを出したが、レスターが断った」と英メディアで報じられると、岡崎は「レスターで今は必要とされているのか、されていないのかわからない。もう出る時期かなって思っている」と、退団を希望していると明かした。

移籍を希望していた岡崎慎司はレスターに残留することになった さらに、名前のあがったハダースフィールド・タウンへの移籍についても、「残留するという目標が決まっているチームなので、僕の崖っぷちの状況からすれば全然いい。いいオファーだと思う」と前向きな考えを示した。

 しかし、これに待ったをかけたのがレスターだった。ハダースフィールドのオファー額がレスターの要求額に達していなかったため、これを拒否。その後も、フラム、カーディフ・シティ、クリスタル・パレスからレンタル移籍を含めた打診があったが、レスターが首を縦に振ることはなかった。「(移籍希望の)思いを伝えながらやっていく」と語っていた岡崎の希望は、結局最後まで通らなかった。

 今シーズンの岡崎は出場機会に恵まれず、国内リーグ戦の先発はわずか1試合しかない。しかも、出番は2~10分程度の途中出場ばかり。移籍を志願したのは、プロ選手として当然の決断だった。

 だが、レスターとしては、ベンチメンバーには入れている岡崎を”戦力”と見なし、安易にオファーに応じることはなかった。もちろん、オファー額にも納得がいかなかったのだろう。市場閉幕日の前日にあたる1月30日、岡崎は「ここまでいろいろ話がありながらも、結果として(移籍)できなかった」と語り、冬の市場での移籍を断念したと明かした。

 それでも、移籍を認めなかったレスターの考えに不服はないという。その真意を次のように語った。