モウリーニョ政権の閉塞感を払拭。スールシャールのマンU再建が順調 (4ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by Getty Images

 そして気になるのは、アレックス・ファーガソン氏の存在だ。愛弟子の就任以降、2度にわたりトレーニング場を訪問して激励。英メディアの報道によると、ファーガソンの右腕を務めたフィーラン・コーチの入閣も、77歳の御大の意向によるものだという。スールシャール監督もファーガソンの自宅を訪れ、恩師からアドバイスを仰いでいるようだ。

 このまま航海を続ければ、英メディアでも待望論が高まる「正式監督就任」も現実味を帯びてくるだろう。

 ライバルのリバプールやマンチェスター・シティから成績で大きく離された。戦術面で甚大な開きがあるのは事実だが、ここまでのところスールシャールの名門再建は順調に進んでいる。

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