2019.01.01

激動の2018年を経て、吉田麻也は誓う。
「アジアカップを取り返す」

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by Getty Images

 12月30日に行なわれたプレミアリーグ第20節のマンチェスター・シティ戦で、サウサンプトンのDF吉田麻也に出番は訪れなかった。

 ラルフ・ハーゼンヒュットル新監督のもと、国内リーグ戦で3試合連続の先発出場を果たした吉田だが、この日はベンチスタートにまわった。その理由を、51歳のオーストリア人指揮官は次のように説明した。

ローテーション制が採用されて第20節は温存された吉田麻也「今日の狙いは、(1月2日の)チェルシー戦に向けて選手をリフレッシュさせることだった。(FWダニー・)イングスや(MFスチュワート・)アームストロングは戻ってくるし、麻也やヤニク(・ヴェステルゴー)も前節のウェストハム戦で疲弊していた。だから、今日のシティ戦で起用しなかった。

 彼らにはまたチャンスが与えられるはずで、フォーメーションもこれまでのものに戻るかもしれない。(スカッド内の)若手の数も少なくなるだろう。ただ若手にとっては、シティのような世界でもトップクラスのチームと戦えて、いい経験になったはずだ」

 現在、プレミアリーグは年末年始の過密日程の真っ只中にある。サウサンプトンは12月27日にウェストハム・ユナイテッドと戦い、中2日で今回のマンチェスター・C戦に臨んだ。さらに中2日の強行日程で、チェルシーとの一戦(1月2日)に挑む。

 そのため、ハーゼンヒュットル監督は、マンチェスター・C戦でローテーション制を採用し、前節のウエストハム戦から7名も先発を入れ替えた。要するに、吉田は次戦に向けて温存された格好だ。

 肝心の試合は、優勝争いを演じているマンチェスター・Cのペースで進んだ。

 マンチェスター・Cが開始10分の早い時間に先制するも、サウサンプトンも最終ラインのパス回しをかっさらい、同点ゴールを奪うことに成功した。しかし、前半終了間際に地力でまさるマンチェスター・Cが2点を加えて勝負を決めた。