2017.12.22

クラブでノリノリの香川真司。
代表については「大事なのはW杯です」

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by Getty Images

 2017年の最終戦となったドイツ杯3回戦バイエルン・ミュンヘン対ドルトムント。ペーター・シュテーガーの監督就任から3試合目となるこの試合で、ドルトムントは2-1と初黒星を喫した。よほどショックだったのか、ほとんどの選手がメディアには何も喋らない中で、スペインメディアにマルク・バルトラが、日本メディアには香川真司が対応した。

年内最後のドイツ杯バイエルン戦にフル出場、アシストを決めた香川真司 ドルトムントにとってはエースのオーバメヤンを負傷で欠く苦しい戦いだった。システムをこれまでの4バックから5バックに変更したが、3分にアルトゥーロ・ビダルのヘディングシュートがバーを叩いたのを皮切りに、一方的にバイエルンに攻め込まれ、2点を奪われた前半途中でメンバーとシステムの変更を行なわざるを得なかったほどだ。

「(前半で)3点目を取られれば終わりだと思っていたので、本当にぎりぎりの戦いでうまく運も味方につけながら粘っていた。チャンスもあったので悔しいですね」

 フル出場した香川真司は試合をこう振り返った。

 一方、シュテーガー監督は「後半の戦いには満足をしている。とはいえ前半のような戦いをしていたら、ブンデスリーガでもドイツ杯でもバイエルンには勝てない」と、冷静に話した。