2017.12.05

レスター岡崎慎司、6分間の猛アピール。
この思いは新監督に届くのか

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by Nikkan sports/AFLO

 試合終了のホイッスルが鳴ると、レスター・シティの岡崎慎司は太ももを両手で叩いて悔しがった。

 12月2日に行なわれたバーンリー戦で、レスターは1-0で勝利。チームメイトたちは一様に歓喜に沸いていたが、岡崎は見るからに納得のいかない様子だった。仲間とハイタッチし、サポーターの声援に拍手で応えながらも、選手通路口に消えていくまで4回も天を仰いだ。

チャンスをモノにできず天を仰ぐ岡崎慎司 この試合で、岡崎はふたたびベンチスタートを命じられた。前節トッテナム・ホットスパー戦でトップ下として先発し、2-1の勝利に導く好パフォーマンスを見せたが、クロード・ピュエル監督は岡崎の代わりに21歳の若いMFデマライ・グレイを起用した。

「ミッドウィークの試合で岡崎は非常にいいプレーをしたが、練習でよくやっていたグレイを起用したかった。難しい試合が続く。その間、変化を加えるのは、時としてよいことだ」と、試合前に岡崎を外した采配について説明したピュエル。大金星を挙げたトッテナム戦の先発メンバーから外れたのは、その岡崎だけだった。

 試合では、グレイがクロスボールのこぼれ球を押し込み、6分という早い時間帯にゴール。先制したレスターはロングカウンターとクロスによる大味な攻撃を展開していく。そして、自陣深い位置で守備ブロックをつくり、バーンリーのロングボール攻撃をしのいでいた。