2017.10.24

「シンジ、頼む」。毎年チームの
窮地を救う岡崎は、レスターの心臓部だ

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

 クレイグ・シェイクスピア監督を解任したレスター・シティで、岡崎慎司が先発に復帰した。

 10月21日に行なわれたプレミアリーグ第9節スウォンジー・シティ戦で、マイケル・アップルトン暫定監督は岡崎を先発起用。4-4-2の2トップの一角に入り、攻守両面で大きな存在感を示した。

リーグ戦で今季4ゴール目を決めた岡崎慎司 キックオフ直後から、岡崎は危険なムードを匂わせた。開始1分にはMFマーク・オルブライトンのクロスボールからヘディングシュート。10分にも右サイドからクロスを入れ、オルブライトンのゴールチャンスを生んだ。カウンターからロングパスでFWジェイミー・バーディーに好機をもたらすなど、「豊富な運動量」「鋭い動き」「積極的な攻めの姿勢」で相手ゴールに迫った。

 一方、守備の貢献度も高かった。「僕が(相手の)キープレーヤー、7番(MFレオン・ブリットン)を抑えながら守備をするというのがポイントだった」(岡崎)との言葉どおり、中盤の底の位置からパスを供給するアンカーのブリットンをほぼ完璧に抑えた。前半45分だけでブリットンが交代を命じられたのが、岡崎の守備が効いていた動かぬ証拠だ。「守備をしっかりやりながら、攻撃時にはバーディーとチャンスをうまく作れていたかな」と、本人も自画自賛の内容だった。