大迫勇也、今季の活躍を振り返る。
「ケガがなければもっと得点できた」 (5ページ目)
そんな大迫は、ケルンでさらに成長する大きなチャンスを手にした。リーグ最終節で5位に滑り込んだケルンは、来季のヨーロッパリーグ本戦出場を決めた。クラブにとっては25年ぶりとなる欧州カップ戦出場。2部から這い上がり、力をつけてきたチームにとって、ひとつのマイルストーンとなる。
ドイツ国内には「堅い」と大迫が表現するブンデスのクラブとの試合しかない。サッカーのスタイルも大きく異なる他国のチームと戦うことは、大迫を大きく成長させるはずだ。「ドイツのサッカーに慣れた」ことが好調の要因のひとつと説明する大迫が、未知の相手にどこまで通用するのか。そして戦いの中で何を改善していくのか。今から楽しみでならない。
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