岡崎慎司のプレミア2季目は不完全燃焼。いまだ絶対的な存在になれず (5ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

 今季のリーグ戦得点数は、昨季の5点よりも2つ少ない「3ゴール」。「チームの低迷」や「振り出しに戻った定位置争い」など外的要因に悩まされた事情はあったにせよ、ゴールの数は昨季を下回った。

 さらに、気になる去就に関しては、「来季もレスターでプレー? 基本そうなる」とレスターに残留する考えであることを強調しながらも、「オファーがあれば、すべての選択肢を考えることになるのか?」という記者の問いに、「そもそもオファーはないが、選手としてはそれはそうですよね」と含みを持たせた。

 レスターで絶対的地位を確立し、岡崎の目標であるふたケタゴールに到達するにはどうすればいいのか。あるいは、自分の持ち味を最大限まで生かしてくれるクラブに籍を移すのか──。プレミアリーグ挑戦2季目で見えた収穫と課題を胸に、自分がさらに成長するための「答え」を、オフの間も探していくことになりそうだ。

■海外サッカー 記事一覧>>

5 / 5

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る