「使ってもらえないかも」。
岡崎慎司が語ったアトレティコ戦への危機感 (3ページ目)
「ウジョアがFWの位置に入ると、サッカーが変わりますよね。監督としては、前にレオ(ウジョア)を置いて、『ある程度ロングボールで競れるように』という感じにしていると思う。ロングボールを入れ、そこでキープできればチャンスになるという感じ。今日はそういうチャンスがなかったですけど、ウジョアのよさは出ていた。
(前回のアトレティコ戦で)チームが引き過ぎたということはもちろんあったけど、『じゃあなにか対策を組まなきゃ』って、ラニエリがそうしたような感じで、チームが考えたと思うんですよね。前にターゲットマンを入れるサッカーをこの試合で試したんだと思います」
0-1で第1レグを終えたレスターとしては、第2レグでゴールを奪わなければ準々決勝敗退が決まる。だから、アトレティコとしては自陣深くに引き、ロングカウンターに狙いを定めていけば突破が見えてくる。失点のリスクを抑える形で試合をスタートさせればいいわけだ。
一方、レスターとしては自陣深くに引きこもる相手を得意としない。敵陣にスペースがあってこそ、バーディーの速さやMFリヤド・マフレズの巧さが光ってくるからだ。それゆえ、ウジョアを入れて違うオプションをテストしたのだろう。
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