注目のカップ戦。イタリア人記者も「本田圭佑はどうするつもりなのか」
オフィシャル誌編集長のミラン便り2016~2017(17)
セリエAの2016~17シーズン前半は、先週末の20節でカレンダー上では終了した。しかし実際には6チームが1試合足りない状態で、その中にはミランも入っている。昨年末のドーハでのイタリアスーパーカップ戦を戦うために延期となった、アウェーでの対ボローニャ戦がまだ残っているのだ。
したがって現在のミランのポイントは36で順位は5位だが、この延期分のボローニャ戦に勝てば、勝ち点は39となり、ラツィオ、ナポリを抜いて3位となる。他のチームと同じ地点で比較するためには2月8日のボローニャ戦まで待たなくてはいけない。
とにかくクリスマス休暇明けの2017年最初の一戦で、ミランは苦労しながらもカリアリに勝利した。終了間際のカルロス・バッカのゴールがミランに勝利をもたらした。
カリアリ戦でベンチ入りしたものの、出番がなかった本田圭佑(BUZZI/FOOTBALL PRESS) この勝利はいろいろな意味でミランにとってはとても重要なものだった。第一に、ヨーロッパカップ出場権を狙うライバルチームに後れをとらずに済んだことだ。今節、上位にいるチームはすべて勝利している。たった一回の負けが命取りとなる可能性もある。これからは少しも気を抜けない日々が続くだろう。
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