ケルン大迫勇也インタビュー「守備に頑張っていたら、攻撃できないな」 (3ページ目)
――自分の中で出した答えなんですね?
「ここで頑張って守備をするのもアリだけど、自分はそういう選手じゃないなと思った。やっぱり攻撃で目立たないとこの先はないなと思いました。
映像を見て、守備をしすぎていたら、ボールを持った時に位置が低くなるというのがわかったし、チームがボールを取った時に、もうちょっと、あと5メートル、10メートル前にいれば、たぶん俺のところにボールが来て、もっと余裕を持った状態でプレーができるかなとすごく思ったし。こっちでは試合に出てない時期にサッカーについて考えることがすごく多くなるから、自然と考えましたね」
――日本にいるときに比べて時間もあります?
「時間もあるし、出られない時期は逆にすごくサッカーについて考えた。そのときはつらかったけど、今考えたら、すごく充実していたなと思います」
――どういうシチュエーションでサッカーのことを考えるんですか。
「ひとりで運転しているときとか、そういう、ふとしたときに考えたりしました。今思えばすごく充実していたとは思いますけど、そのときは必死です。『やべーな、もっと頑張らないと』みたいな」
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