岡崎慎司とのCL日本人対決なるか。
気になる清武弘嗣の移籍情報 (2ページ目)
レスター(イングランド)vsセビージャ(スペイン)
第1戦:2月23日 第2戦:3月16日
「2位通過した全チームが我々との対戦を望んでいたはずだ。私たちは再び、アンダードッグ(勝機の低い方。穴馬)となる。いや、うちはいつだってアンダードッグだ」
抽選後にレスターのクラウディオ・ラニエリ監督はそう語った。昨シーズンに奇跡的なプレミアリーグ制覇を成し遂げたチームは、大方の予想通り、国内では優勝後のシーズンに苦しんでいる。相手に研究されていることもあり、ここまで4勝4分7敗の14位。特に、アウェーでは1分6敗と白星がない。この状況に、現地では1938年のマンチェスター・シティ以来となる、1部リーグ優勝チームの降格の可能性すら囁かれている。
その一方、クラブ史上初となったCLグループステージでは、ポルト、FCコペンハーゲン、クラブ・ブルージュと同組になるクジ運にも恵まれて──ヨーロッパリーグのグループといわれても不思議ではないほど地味な組だった──4勝1分1敗で堂々とグループGを首位通過。ただし、勝ち抜けを決めた後に行なわれた最終節のポルト戦では、ベストメンバーではなかったとはいえ、敵地で0-5の大敗を喫している。
客観的に見て、地力はそのほかにグループ首位で突破したアーセナル、ナポリ、バルセロナ、アトレティコ・マドリード、モナコ、ドルトムント、ユベントスより劣るだろう。2位通過した8チームが、イングランド王者との対戦をラッキードローと考えていたのは、イタリア人指揮官でなくとも理解できるところだ。
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