2016.07.05

EUROで輝く「オヤジ選手」たち。衰え知らずでW杯にも登場か?

  • 井川洋一●文 text by Igawa Yoichi photo by Getty Images

 ベスト4が出揃い、いよいよクライマックスに突入していくユーロ2016。英国勢対決や兄弟対決、サポーター問題、小国の躍進など、多くの話題とドラマを生んできた今大会だが、そのなかでベテランの存在も大きかった。

  今大会に参加している35歳以上の選手、つまり超の付くベテラン選手は24名。このうち1試合にも出場していないのは控えGKの6名だけだ。彼らはチーム のまとめ役という意味だけでなく、重要な戦力としても考えられているのである。そのなかでも、特に大きな輝きを放ったオヤジたちを紹介したい。

■ジャンルイジ・ブッフォン(イタリア/38歳)

イタリアのキャプテンを務めたブッフォン 言わずと知れたアズーリ(イタリア代表の愛称/イタリア語で青)の絶対的な守護神。1997年10月に19歳で代表にデビューしてから、19年以 上(人生の半分以上!)にわたって代表のゴールを守ってきた生けるレジェンドは、イタリア代表史上最多の160キャップを誇る。

 今大会の イタリアは、「史上最も地味」と言われるほど下馬評は低かった。だが、情熱的な智将アントニオ・コンテのもとに団結する戦う集団は、初戦でタレント軍団の ベルギーに2-0で完勝。ラウンド16では3連覇を目指していたスペインにも2-0で勝ち、前回王者に引導を渡すとともに4年前のユーロ決勝での雪辱を果 たした。