CLスペイン対決はバルサ先勝も、アトレティコを勇気づけるデータあり
UCLプレビュー/準々決勝第2戦:アトレティコ・マドリード対バルセロナ
ファーストレグではF・トーレスが退場したアトレティコがバルサに敗れていた 今シーズン、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で唯一の同国対決となったバルセロナ対アトレティコ・マドリード戦。先週4月5日の第1戦では、アウェーのアトレティコがフェルナンド・トーレスのゴールで前半に先制したものの、その10分後にトーレスが2枚目のイエローカードを受けて退場すると、後半にルイス・スアレスが2得点を決めてバルサが逆転勝利を収めた。
とはいえ、バルサは相手にアウェーゴールを与えているため(※)、このスコアはわずかなリードと言え、これまでのCLでもホームでのファーストレグを2-1で勝ったチームが勝ち上がる確率は52%(21回中11回)。つまり、どちらにもほぼ等しく勝ち抜けのチャンスが残されているのだ。
※2試合の得点が同数の場合、アウェーゴール数の多いチームが勝ち抜けになる
アトレティコを勇気づけるデータとしては、ホームでの強さが挙げられる。
ディエゴ・シメオネ監督就任以降、本拠地ビセンテ・カルデロンで開催されたCLの通算成績は15試合で11勝3分1敗、そのうち12度のクリーンシート(無失点)を記録している。
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