マインツ武藤嘉紀、ヘルタ原口元気が今季前半戦を振り返る

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by Getty Images

 今季ブンデスリーガ前半戦の全日程が終了した。

 最大のサプライズはヘルタが3位で折り返したことだ。ダルダイ監督をはじめ、主力メンバーはほぼ残り、そこに元バイエルンのヴァイザーらが加わった。それなりに戦力は底上げされたが、ヴォルフスブルクやレバークーゼン、ボルシアMGを抑えての3位、つまりバイエルン、ドルトムントを追うチャンピオンズリーグ出場圏というのは驚きだ。

 一方でボルシアMGの序盤のつまずきもサプライズではあったが、ファブレが退任、シューベルトが新監督に就任すると一気に順位を上げてきた。最終的に4位という定位置に収まったのはさすがだった。

ヘルタ戦に先発、65分までプレーした武藤嘉紀ヘルタ戦に先発、65分までプレーした武藤嘉紀 前半最終戦でホームにマインツを迎えたヘルタは2−0で勝利を収めた。原口元気はフル出場。マインツの武藤嘉紀は先発したが65分に退いた。

 原口の今季前半戦を振り返ると、1ゴール1アシストという数字はもの足りないものの、開幕戦が途中出場、第16節は出場しなかったが、それ以外のすべての試合に先発。チームの3位折り返しに大きく貢献した。

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