いら立つ香川真司、微笑の長谷部誠。日本人対決は勝敗と逆の顔に
ドルトムント対フランクフルトの一戦は4-1で決着、大方の予想通りの結果となった。フランクフルトは7分に先制したが、24分に追いつかれると、前半終了間際にはMFメドジェビッチが2枚目の警告を受けて退場となってしまう。すると後半に入ってドルトムントは怒濤の攻撃を見せ3得点し、あっさり逆転する。ヨーロッパリーグ、PAOK戦の敗戦を引きずらなかったドルトムントに、ここ7戦勝ちのないフランクフルトは成すすべもなかった。
だが試合後の香川真司と長谷部誠は、結果とは真逆の対照的な表情を見せた。
フランクフルト戦に途中出場、勝利に貢献した香川真司 フル出場の長谷部は、時おり笑みさえ浮かべる落ち着いた表情で、淡々と、さばさばと試合を振り返った。
「1人少なくなったのは厳しい戦いになった要因だとは思いますけど、11対11でやっていても結構危ない場面もたくさんあった。先制点をとるまでは良かったかもしれないですけど、いつかはやられるかなという雰囲気はあったので、試合を通して非常に難しかったですね」
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