データで見る欧州クラブ。強いスペイン勢、弱るイタリア勢を英独が追う
チャンピオンズリーグ(CL)はグループリーグ第5節が終了。バルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード(以上スペイン)、バイエルン(ドイツ)、ユベントス(イタリア)、マンチェスター・シティ(イングランド)、パリSG(フランス)、ベンフィカ(ポルトガル)、ゼニト(ロシア)が決勝トーナメント進出を決めている。
ガラタサライを破り決勝トーナメント進出を決めたA・マドリードのシメオネ監督 おなじみの名前が並ぶ中で、多少とも意外といえるのは、バレンシアを下して唯一5連勝を飾ったゼニトだろうか。ただゼニトもこれで5シーズン連続のCL出場。経済力を背景に力をつけてきたロシア勢の代表格として存在感を増してきた。番狂わせとは言えない。欧州クラブランキングは11位。ベスト16入りは順当な結果だ。
CL、ヨーロッパリーグ(EL)などの過去5シーズンの戦績を基に、毎年弾き出される欧州クラブランキング。その過去24年のトップ10を示したものが次ページの表だ。また下記の順位は、そこにランクインした回数を基に弾き出した上位10クラブだ(カッコ内はトップ10入りした回数。同じ回数の場合は平均順位で勝る方を上位とした)。
1位=バルセロナ(24回)、2位=R・マドリード(20回)、3位=バイエルン(17回)、4位=マンチェスター・ユナイテッド(17回)、5位=アーセナル(15回)。6位=ミラン(14回)、7位=ユベントス(13回)、8位=インテル(13回)、9位=ポルト(11回)、10位=チェルシー(10回)。
欧州の10大クラブと言っていい。
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